電力会社2016/10/13

ヤマダ電機と関西電力はどちらがお得?

ヤマダ電機は関西電力が電力供給する関西エリアに進出して電力販売をしています。電力自由化で多数の新電力は電力市場に参入するようになり、競争が激しくなっているようです。そのような中でヤマダ電機はどのような電気料金プランを提供し、どんなサービスで差別化を図っているのか、その気になる部分を紹介して関西電力と比較してみます。

はじめに

電力自由化という電力会社を自由に選択できる新しい仕組みは、私たちの生活に大きな変化をもたらしています。電気料金が安い電力会社だったりポイント還元率が高かったりなどの電力会社に注目しがちですが、それだけで判断せずに総合的なバランスで考えることが大切です。

ヤマダ電機とは?

ヤマダ電機は家電量販店としてお馴染みで、日本国内にとどまらず海外にも出店していますが、具体的にどのような企業で、これまで電力事業とどのようにかかわってきたのか紹介します。

提供しているヤマダ電機はどんな会社?

ヤマダ電機はすべての都道府県はもちろん日本国外にも直営・フランチャイズ店舗があり、グループすべてを合わせると12,087店舗にもなります(2016年3月31日時点)(1)。ヤマダ電機といえば電気屋というイメージですが、グループ内には住宅メーカーやリサイクル事業、美容関連事業など他分野に展開しています。

ヤマダ電機のこれまでの電気の販売実績

ヤマダ電機が電力自由化で電力販売を行うといっても、ヤマダ電機に発電所があるわけではなく送電事業を行うわけでもありませんし、過去に電気を販売してきたこともありません。ヤマダ電機の電力供給事業を賄うのは提携先のHTBエナジーで、この企業はハウステンボスグループの一つとして、再生可能エネルギーを中心に行っている新電力です。

ヤマダ電機と関西電力の違い

では、ヤマダ電機と関西電力にはどのような違いがあるのか見ていきましょう。それぞれで異なる電気料金やサービス内容を比較してみると、どちらと契約するのかよいのか見えてくるはずです。

ヤマダ電機と関西電力の従量電灯Aの違い

まずは多くの方が気になる部分である電気料金について確認してみます。ここでは関西地方の一般家庭向けの従量電灯Aで見ていきます。

料金表の違い

ヤマダ電機の関西プラン従量電灯Aと関西電力の従量電灯Aの詳細は以下のようになりますが、どちらの電気料金プランも同じ金額になるようです。

○ヤマダ電機(従量電灯A)(2)
最低料金 最初の15kWhまで…373.73円
電力量料金
15kWh~120kWhまで…22.83円/ kWh
120kWh~300kWhまで…29.26円/ kWh
300kWh超過…33.32円/ kWh

○関西電力(従量電灯A) (3)
最低料金 最初の15kWhまで…373.73円
電力量料金
15kWh~120kWhまで…22.83円/ kWh
120kWh~300kWhまで…29.26円/ kWh
300kWh超過…33.32円/ kWh

計算結果

上で紹介したようにヤマダ電機と関西電力の電気料金はまったく同じになります。では、わざわざは関西電力からヤマダ電機へ契約を乗り換える必要性はないと感じる方もいるかも知れません。しかし、詳細は後ほど紹介しますが、ヤマダ電機では電気料金に応じてポイントをもらうことができます。

ポイント額は電気料金に応じて異なってくるため、ここではポイントをもらえる電気料金の金額について算出します。ヤマダ電機では電気料金が5,000円未満で2%、5,000円以上8,000円未満で4%、8,000円以上で6%のポイントをもらえます。

5,000円未満の電気料金というのは、毎月の使用電力量が約195kWhですので単身世帯が主な対象になるでしょう。8,000円未満は約295kWhですから3人世帯程度までは対象になると考えられます。8,000円以上は約295kWhを超えた使用電力量で、家電製品も非常に多く使用をするのであれば単身世帯であってもあり得る金額ですが、一般的には2人世帯以上が対象になるでしょう。

こんな人はお得!

ヤマダ電機と関西電力では、最低料金と従量料金単価のどちらも同じ金額ですから、表面上の違いは全くありません。そのためこの段階ではどちらと契約しても同じということになります。そこで、次に紹介するポイントの違いを確認しておきましょう。

ヤマダ電機と関西電力のポイントの違い

ヤマダ電機と関西電力は両社ともポイントサービスを行っています。それぞれどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

ポイントの種類の違い

ヤマダ電機では先に紹介したように電気料金に応じてヤマダポイントをもらえます。ポイントはヤマダ電機で家電製品を購入する際の足しに使うことができて無駄がありません。ただし、もらえるポイントには有効期限があることに注意しましょう。2%分のポイントは 62日間、4%分のポイントは124日間、6%分のポイントは186日間とそれぞれ有効期限があります(4)。

一方の関西電力は『はぴeポイント』というサービスを提供しています。ポイントを貯める方法は、毎月1回ログイン、電気料金に応じたポイントスタンプカード、アンケート回答などがあります(5)。

年間でつくポイントの量の違い

ヤマダ電機は1年間の電気料金が60,000円未満であれば1,200円、60,000円以上96,000円未満であれば最大3,840円、96,000円以上では最低5,760円以上のポイントを貰えます。

関西電力の『はぴeポイント』は年間で1,500円相当以上のポイントを貰える可能性があるようですが、逆算してみると還元率は1%に満たないようなのでヤマダ電機のほうがお得になっています。

こんな人はお得!

期間限定ポイントとはいえ、ヤマダ電機のポイント還元率の高さは魅力ですよね。特に家電製品に関心が高い方はヤマダ電機のような家電量販店の利用頻度は高いと思われるため、ヤマダ電機との契約によりお得度が増すのではないでしょうか。

たとえば、1か月あたり10,000円の電気料金なら年間で貰えるポイントは7,200円分になります。わざわざお金を出してまで購入したくはないと思っていた家電製品も、ポイントなら気兼ねなく購入できるということもあるでしょうから、このような意味でもヤマダ電機はお得と言えそうですね。

ヤマダ電機と関西電力の電源構成の違い

ヤマダ電機の電力供給を行っているHTBエナジーは、再生可能エネルギーと天然ガスを使用した火力発電が中心の新電力事業者です。特に再生可能エネルギーについては積極的な取り組みを行っており、環境保全に努めています。

関西電力の電源構成は、天然ガスが44%と最も多く、次いで石炭25%、石油・その他15%で火力発電が全体の84%を占めます。これに続いて一般水力11%、新エネルギー等3%となっています(6)。

こんな人は要チェック!

両社の電源構成は、ヤマダ電機は他社電力ではあるものの再生可能エネルギー中心、関西電力は火力がメイン電力と対象的です。エネルギー効率や発電コストは火力発電のほうが良いのですが、環境保全の面では再生可能エネルギーにメリットがあります。環境保全に関心がある方にとって再生可能エネルギーを中心に活用する電力会社は注目しておきたいところですね。

関西電力からヤマダ電機への変更方法

関西電力からヤマダ電機へ契約を乗り換えるには、関西電力への解約手続きを行わずに、先にヤマダ電機へ申し込みします。これはヤマダ電機に申し込むことで、ヤマダ電機側が関西電力に対して解約手続きを行ってくれるからです。

ヤマダ電機への申し込みはインターネット上から、または『ヤマダ電機ケイタイde安心アプリ』をダウンロードして行います。基本的には画面内で指示された通りに進めていけば良いのですが、よくわからない場合はサポートセンターに電話して確認しましょう。

注意点

ヤマダ電機の支払い方法は口座振替かクレジットカード払いとなっており、請求書払いでの支払いはできない点に注意しましょう。また、ヤマダ電機に切り替える前に電力メーターがスマートメーターに切り替わっている必要性があります。関西電力で順次メーターの切り替えを進めているはずですが、まだ交換されていない場合は関西電力に交換時期の確認、または依頼をしましょう。

本当に安くなるかをあらかじめ計算してみる

ヤマダ電機と関西電力の電気料金プランそのものは同額でしたが、貰えるポイント量の違いからヤマダ電機がお得になることがわかりました。とはいえ、家電製品に対して興味がない方はメリットを感じられないかもしれません。そのため、関西電力で貰えるポイントの使い道を含め、毎月の検針票を元にどれだけのポイントが付くのかを再度計算し、どちらの電力会社がよりメリットが大きいのか考えてみましょう。

ヤマダ電機の入会・解約条件

ヤマダ電機と契約できるのは通常の電気契約を結んでいる一般家庭であり、オール電化や太陽光発電システムを導入している家庭は契約できません。それから、現在の契約が時間帯別電灯プランなどで契約されている方も対象外になるため、関西電力で契約を切り替えた後にヤマダ電機に申し込みする必要があります。

契約期間は1年間の自動更新で、1年未満で解約する際は2,000円(税別)の違約金が発生します。ただし、引越しを伴う解約の場合は 1年未満でも違約金は発生しません。

まとめ

電力自由化で関西電力エリアに進出したヤマダ電機には多くのメリットがあることが分かりました。特に家電製品に興味のある方にとっては大変お得な新電力と言えそうですね。これまでの電気料金を大幅に削減できる可能性がある電力自由化ですから、契約乗り替えを前向きに検討してみましょう。

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(参照元)
こちらは以下を参照しています。
(1)会社概要 企業情報|ヤマダ電機 YAMADA DENKI Co.,LTD.、株式会社ヤマダ電機、http://www.yamada-denki.jp/company/027.html、2016/08/28引用
(2)ヤマダのでんき関西プラン従量電灯A|関西電力エリア|料金プランTOP|ヤマダのでんき、株式会社ヤマダ電機、https://sp.mymd.jp/pc/index.php?module=denryoku&action=plan002&func=kansai_plan01、2016/08/28引用
(3)従量電灯A│関西電力 個人のお客さま、関西電力株式会社、http://www.kepco.co.jp/、2016/08/28引用
(4)ヤマダのでんき関西プラン従量電灯A|関西電力エリア|料金プランTOP|ヤマダのでんき、株式会社ヤマダ電機、https://sp.mymd.jp/pc/index.php?module=denryoku&action=plan002&func=kansai_plan01、2016/08/28引用
(5)はぴeポイント [関西電力]、関西電力株式会社、http://www.kepco.co.jp/、2016/08/28引用
(6)数字でみる関西電力[関西電力]、関西電力株式会社、http://www.kepco.co.jp/、2016/08/28引用

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