ガス会社2016/10/05

ガス代の平均をプロパンガスを対象に調査!都市ガスとの価格差に注目。

都市ガスとプロパンの平均の差とは?

ガス代平均をプロパンガスと都市ガスで比較すると、かなりの価格差があることがわかります。また、節約のためには都市ガスとプロパンガスの平均価格や適正価格を知っておくことが大切です。都市ガスは都市ガス事業者がガス導管を通じて供給しているガスで、その原料はLNG(液化天然ガス)が主な成分となります。一方、プロパンガスはプロパンが主成分で、いわゆる『液化石油ガス』です。

このように原材料の違いから、日本国内ではそれぞれを管轄する法律も異なり都市ガスは『ガス事業法』によって厳格に統制されているのに対し、プロパンガスを含むLPガスは『液石法』と呼ばれる法律に基づいて登録が義務付けられているのみ。

都市ガスが電気料金と同様に公共料金としての性格を持ち、ある程度価格が調整されているのに対し、プロパンガスは販売者が自由に価格を設定でるため、地域や物件によって平均価格が大きく異なるという特徴を持っています。そのためプロパンガスの価格は高くなりがちで、都市ガスの2倍から4倍程度にまで価格が高騰しているのです。

では実際に都市ガスの価格とプロパンガスの平均を比較してみましょう。都市ガスは東京ガス、大阪ガスから使用量20立方メートルまでの単位価格を参考にします。2016年8月時点での単位価格を見ると、東京ガスが約126円、大阪ガスが約150円です。これに対し、プロパンガスは全国平均価格が450円前後というデータが出ています。

都市ガスは100円~200円弱、プロパンは400円~600円程度を推移していますので、やはり約3倍の価格差があることになりますね。これは毎月のガス代として考えれば無視できない金額でしょう。ガス代と並んで光熱費の大半を占める電気料金はここまで大きな差はありません。やはりガス代はどの事業者・販売者と契約するかがかなり重要になることがわかります。

プロパンから都市ガスへの切り替えは可能?

ガス代平均をプロパンと都市ガスで比較すると、約3倍の差があるため、ガス代の節約には都市ガスを使用することが望ましいと言えます。しかしプロパンから都市ガスへの切り替えは容易ではありません。そもそも都市ガスの供給区域外でプロパンが使用されていることが多く、都市ガスの供給自体を受けることが不可能な場合があります。

また、例え供給区域内であっても最寄りのガス導管から自宅が離れていたり、住宅の構造上の問題から配管が難しかったりすると、導入費用自体が高額になるでしょう。ただし10万円以内の負担で都市ガスへの切り替えができるケースが多く、ガス代の価格差を考えれば決して高い買い物とはならないとも言えます。

結論として、プロパンから都市ガスへの切り替えは可能なものの、導入にはコストがかかるため、毎月のガス代と相談しながら決定する必要がありそうです。プロパンガスのガス代平均額と工事費用、引っ越しなどを比較しながら、どの方法が良いのかを検討してみてくださいね。

ガス自由化でガス代平均はどうなる?

ガス代平均額はプロパン、都市ガス問わずガス自由化で大きく変わる可能性があります。2017年4月からはじまるガス自由化で、電気料金と同様にガス代にも自由化の波が押し寄せるのです。これまで特定の都市ガス事業者のみが販売していた都市ガスを、多くの企業が販売できるようになり、異業種からの参入も増えるでしょう。

電力自由化後の電気料金に起こっている価格とサービスの競争が、ガス代にも起こりうると考えられます。これはプロパンガスにも価格競争が起こるチャンスであり、光熱費全体を節約できるチャンスです。

現状のガス代に満足していない方は、ガス自由化のチャンスを逃さないよう、しっかりと情報収集に努めておくことをおすすめします。  

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