電力会社2016/08/01

【プラン比較】auでんきと中部電力を徹底比較!契約するとメリットが大きいのはどっち?

はじめに

auでんきと中部電力の比較をすることで、電力自由化でどのようなメリットを得られるのかが見えてくるかもしれません。電力自由化はライフスタイルに合わせて電力会社を選べる新しい取り組みですから、そのメリットを最大限に活かすためにも各社を比較することはとても大切です。ここでは、auでんきと中部電力を比較して、それぞれの特徴とメリットを紹介しています。

auでんきとは?

auでんきは通信事業者大手のKDDI株式会社が運営する電力事業として電力の小売自由化に新規参入しています。auユーザーにとっては大きなメリットがあると思えるauでんきですが、実際にどのような会社なのか見ていきましょう。

提供しているauでんきはどんな会社?

auでんきを運営するKDDI株式会社は、メインとなるのは通信事業であり、スマートフォンをはじめインターネット機器を通じて私たちの生活に深く関わっている企業です。auでんきは沖縄電力と一部離島を除くエリアに電力供給を行っており、各エリアにある既存の電力会社よりも安価な電気料金で提供しています。さらに、セット割やおまとめ請求などでユーザーの利便性も向上しています。ただし、auでんきが提供する電力サービスはauユーザーを対象にしているもので、他社の通信機器を契約している方はauでんきのサービスを利用できない点に注意しましょう。

auでんきのこれまでの電気の販売実績

auでんきを運営するKDDI株式会社では、2014年9月からauエナジーサプライというサービスにより、マンションを対象にした高圧一括受電サービスを行ってきました。毎月の電気料金を約5%割引き、または共有部分の電気料金を最大約50%割り引く電気料金プランにより、マンションに住む方の電気料金削減に貢献しています。もしかしたら、既にKDDI株式会社の電力を利用している方も多いのではないでしょうか(1)。

auでんきと中部電力の違い

電力自由化で新規参入したauでんきと従来からある中部電力。どちらがお得になるのかを比較することで、今後契約するべき電力会社が見えてくるはずです。よりお得な電力ライフを送るためにも、auでんきと中部電力をさまざまな面から比較してみましょう。

auでんきと中部電力の従量電灯Bの違い

ここでは、auでんきと中部電力の従量電灯Bでは電気料金にどれだけ違いがあるのか比較してみます。電気料金の違いが契約乗り換えにおいて最も重要視する方が多いと思われるため、自宅の消費電力量を確認して比較してみましょう。

料金表の違い

auでんきと中部電力の電気料金プランでは以下のように若干の違いが見られます。 ○auでんき(2) 基本料金 10A…280.80円 15A…421.20円 20A…561.60円 30A…842.40円 40A…1,123.20円 50A…1,404.00円 60A…1,684.80円 電力量料金単価 最初の120kWhまで…20.67円/kWh 120kWh超過~300kWhまで…25.07円/kWh 300kWh超過…27.96円/kWh

○中部電力(3) 基本料金 auでんきと同じ 電力量料金単価 最初の120kWhまで…20.68円/kWh 120kWh超過~300kWhまで…25.08円/kWh 300kWh超過…27.97円/kWh このように、auでんきと中部電力は基本料金は同じで、電力量料金単価はauでんきのほうが各段階で0.01円/kWhずつ安くなっています。これによりどれだけの電気料金がお得になるのかをシミュレーションしてみましょう。
計算結果

環境省のデータによると、中部地方の使用電力量は403億8,200万kWhで、人口は1,726万3,672人ということで、人口1人あたりの年間使用電力量は2,339kWhになります(4)。1ヶ月あたり195kWhとなり、この数値を当てはめて計算すると単身世帯の電力量料金はauでんきと中部電力で約2円の違い。年間でも24円しか変わりません。仮に1ヶ月あたりの使用電力量が500kWhだった場合でシミュレーションしても1ヶ月あたり5円、1年間で60円の違いに納まることが分かりました。

こんな人はお得

auでんきと中部電力の従量電灯Bを比較では、それぞれの電気料金がほとんど変わらない金額であることから、この時点ではどちらがお得とは言い難いところです。では、他の部分で比較してみてどちらの電力会社にメリットがあるのかを探ってみましょう。

auでんきと中部電力のポイントの違い

電気料金ではauでんきに契約を乗り換えるメリットが感じられませんでしたが、ポイントではどのように変わってくるのでしょうか。ここではauでんきと中部電力のポイントサービスを比較してみます。

ポイントの種類の違い

auでんきでは、auのスマホとのセット割りとして『auでんきセット割』というポイントサービスを提供しています。毎月かかった電気料金に対して最大5%に相当する金額がau WALLET プリペイドカードにチャージされる仕組みです(5)。つまり、実質的に電気料金が5%お得になると考えられます。一方、中部電力では『カテエネポイント』呼ばれるポイントサービスを提供しています。中部電力が発信するコラムの閲覧やアンケートに回答するなどで年間最大840ポイント貰えます。さらに入会時に100ポイント、利用明細をインターネットで確認するように変更すると200ポイントもらえ、初年度は最大で1,140ポイント貰えます(6)。

年間でつくポイントの量の違い

中部電力は年間最大で840ポイントであるのに対し、auでんきは電気料金の最大5%です。問題はこの『最大』という部分です。電気料金が5,000円未満では1%、5,000円~8,000円未満では3%、8,000円以上で5%と段階的になっているため、必ずしも5%の適用を受けられる訳ではないのです。先ほどの1ヶ月あたりの消費電力量の195kWhで計算すると、1ヶ月あたりの電気料金の概算は、基本料金を15Aの421.20円で契約した場合に約4,781円になるため、約47ポイント、年間546円分のポイントが貯まることになります。この結果、auでんきと中部電力のポイントの差額は294円となり、auでんきと契約するメリットは無さそうに見えますが、電気料金が5,000円未満で済むというのは単身世帯くらいで、2人以上の家庭では5,000円は超えるでしょう。

こんな人はお得

上記では少なめの使用電力量で計算しましたが、1ヶ月あたりの使用電力量が多い家庭ほどお得になる金額が変わってきます。たとえば、使用電力量が300kWhで概算すると約391ポイント(年間4,692ポイント)、400kWhでは約545ポイント(年間6,540ポイント)となるため、使用電力量が大きい家庭ほどお得になります。au WALLET プリペイドカードにチャージされたポイントは電子マネーとしてコンビニやカフェ、スーパーなどで使用できます。特に店舗数が多いコンビニの利用頻度が高い方ほどお得になると言えるでしょう。しかも、電気料金をau WALLETクレジットカードで支払うとWALLETポイントも貰えるため、さらにお得になります。

auでんきと中部電力の電源構成の違い

KDDI株式会社では2013年度に年間約11,000MWh規模を発電できるメガソーラーシステムの運用を始めました。1年間で約3,100戸もの住戸をカバーする発電容量があるようです (7)。さらに、業務提携をしている関西電力や中国電力などからの電力調達もしているようですから、安定供給の面で問題はないと考えられます。一方の中部電力は中部電力はLNG火力60%、石炭火力24%と火力発電が8割を占め、以下水力やFIT電気、再生可能エネルギーと続き、火力以外の発電にも積極的な姿勢がうかがえます(8)。火力発電は現在の日本国内の電力を支える基盤になっているものの、二酸化炭素を排出するため環境汚染が気になるところ。再生可能エネルギーは環境に優しい一方で設置コストが高いという面もあります。とは言え、今後はいかに再生可能エネルギーを活かすかが求められる時代になると考えられるため、電力各社の電源構成は意識的に確認したいところですね。

auでんきの特典

ポイントサービスが嬉しいauでんきですが、実は他にも特典があります。従来は電気使用量や電気料金は月に1度の検針票で確認するほかありませんでしたが、auでんきの専用アプリにより短いスパンでの確認が可能です。また、省エネに関する方法や商品についても確認できます。ほかにも、auでんきと通信機器との請求をまとめて支払えるというのも手間がかからず嬉しいポイントですね。

こんな人はお得

今までは思うように電気料金を下げられなかったという方の中には、どれだけの電気を使っているのかが分からないからという方も多いでしょう。しかし、専用アプリを使うことにより、どのような節電方法でどれだけの電気料金を下げられるかが分かるようになりました。電力自由化でauでんきに乗り換えると、ポイントサービスによる電気料金の引き下げと同時に節電のポイントも知ることができて大変お得です。そして、複数の料金をひとつにまとめられるため、お金の管理が苦手だという方にとってもメリットがあると言えるでしょう。

中部電力からauでんきへの変更方法

比較した結果auでんきに心が傾いているというのであれば、中部電力からの契約乗り換え方法を確認しておきましょう。

注意点

中部電力からauでんきに変える際は、ここで取り上げたシミュレーションによる金額が本当に自身の家庭に当てはまるものなのか、検針票を元に計算してみることが大切です。また、契約は簡単でも解約する際の料金がかからないのか確認しておきましょう。

本当に安くなるかをあらかじめ計算してみる

auでんきと中部電力では電気料金プランによる違いはほとんどありませんでした。差別化されているのはポイントサービスによる部分が大きいですが、キャッシュバック率は最大で5%分ですから、毎月の電気料金をベースに最大の割引きを受けられるのかを計算してみましょう。5,000円~8,000円未満で3%ですから、この範囲内でも十分に中部電力よりも割安な電気料金になりますから、毎月の電気料金が5,000円未満になっていないことを確認しましょう。

auでんきの入会・解約条件

auでんきへの加入条件は契約する本人、または家族がauユーザーであることが必須です。また、沖縄県と一部離島はauでんきの提供エリア外であるため加入できません。解約条件は利用開始から1年未満での解約に際して2,000円の解約違約金が発生します。ただ、auでんきが電力を供給する地域以外へ転居する場合は違約金が発生しません。

まとめ

auでんきはと中部電力の比較では、電気料金だけを見ると大きな違いはありませんでしたが、その他の部分を詳細に見ていくと大きな違いがあることが分かりました。電気料金を下げるだけでなく、ポイントサービスにより生活にかかるコストを下げられるというのは大きな魅力ですよね。電力自由化ではこのようなサービスを提供する新電力会社が多く参入しているため、一度比較してみてはいかがでしょうか。

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(参照元) こちらは以下を参照しています。 (1)マンション向け電力小売り事業への参入について | 2014年 | KDDI株式会社、KDDI株式会社、http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2014/08/27/613.html、2016/07/15引用 (2)料金単価表 | 料金・セット割 | au、KDDI株式会社、http://www.au.kddi.com/electricity/charge/detail/、2016/07/15引用 (3)中部電力|従量電灯A・B・C - 基本メニュー(電灯契約)、中部電力株式会社、http://www.chuden.co.jp/、2016/07/15引用 (4)環境統計、1.01 都道府県別人口・面積・県内総生産・使用電力量 、環境省、http://www.env.go.jp/doc/toukei/contents/、2016/07/15引用 (5)auでんきの特長・メリット | auでんき | au、KDDI株式会社、http://www.au.kddi.com/electricity/about/?bid=we-we-sn-0043、2016/07/15引用 (6)中部電力|カテエネポイントを電気料金のお支払いにご利用いただけるメニュー - 家庭向け料金メニュー、中部電力株式会社、http://www.chuden.co.jp/、2016/07/15引用 (7)KDDI小山ネットワークセンターにおいてメガソーラーシステムを稼働開始、KDDI株式会社、http://news.kddi.com/kddi/corporate/topic/2014/02/26/111.html、2016/07/15引用 (8)中部電力|当社の電源構成 - 電力需給、中部電力株式会社、http://www.chuden.co.jp/、2016/07/15引用

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