電気代・電気料金2016/10/07

扇風機と保冷剤が室温ダウンのポイント!活用方法を3ステップで解説!

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はじめに

扇風機と保冷剤の併用で体感温度を下げることができてエアコンにかかる電気代の節約に繋がりますが、それにはいくつかのコツがあります。エアコンは苦手という方、エアコンを使い続けたいけど電気代が気になる方に、保冷剤と扇風機で効率良く暑さを凌ぐ方法を3ステップでご紹介します。

1.事前準備

扇風機と保冷剤で夏の暑さを凌ぐ工夫は、エアコンの稼働を抑えられるため大きな省エネ効果が生まれ、電気代の削減が可能です。省エネの観点からエアコンと扇風機を併用する家庭が多くなってきているといわれていますが、さらにエコを進めるなら扇風機と保冷剤の併用を考えてみましょう。

保冷剤を購入する

まずは保冷剤の購入が先決です。保冷剤を売っている店は以下のものがあります。

・ホームセンター
・大規模なスーパー
・100均ショップ

これらの店で買うと良いでしょう。また、保冷剤がすぐに解ける可能性もあるので、買う場合は複数個買っておいたほうが良いでしょう。扇風機で保冷剤といってもその形はさまざまです。大きな保冷剤は溶けにくく長持ちしますが凍らせるのに時間がかかります。一方、小さな保冷剤は凍るまでの時間が早いものの直ぐに溶けてしまいがちですから、バランスを考えてどちらの保冷剤も用意しておくと良いでしょう。また、プラスチックケースに覆われたものやビニール製のものあります。これも溶けにくさや凍りやすさに影響するため、両方あると便利でしょう。

また、保冷剤を使うときに、保冷剤を扇風機に置くケースが必要です。その時に、これらも買っておいたほうが良いでしょう。

・S字フック
・網ラック

ハンガーや紐で吊るす等、色々な方法がありますが、S字フックでケースを固定して、そこに保冷剤を置く方法がおすすめです。これらは100均ショップで売っているので保冷剤を買うときに買っておきしょう。

保冷剤を夜のうちに冷やしておく

保冷剤を購入したら、まずは冷凍庫でしっかり凍らせることがポイントです。完全に凍らせても室温が高ければ1時間も持たずに溶けてしまう可能性があるため、少し多めに保冷剤を凍らせておきましょう。冷凍庫に保冷剤をたくさん入れておくことは、節電効果がありますし、停電時に食材が溶けてしまうリスクを軽減できます。

保冷剤が無い場合は濡れタオル、ちり紙、ペットボトルでも可

扇風機から冷たい風を出すために保冷剤を購入

するのは面倒に感じる方もいらっしゃると思います。そうした方は、以下の方法を試してみてください。

1.タオル、ちり紙を使う

実は保冷剤でなくても、タオルやちり紙で大丈夫です。どちらも冷凍庫で完全に凍らせて使用しましょう。タオルやちり紙に水分を含ませて凍らせますが、その水分量は多過ぎず少な過ぎず程度がポイントになります。初めて行う場合は調節が難しいのですが、一旦水を含ませ、やや固めに絞って水が垂れてこない程度が良いでしょう。ただし、ちり紙の場合は保冷剤の用に使用するのではなく、扇風機の外側に貼り付けて使用します。冷気は弱いですが、コストが少なく手軽にできる方法と言えますね。

2.ペットボトルを冷やす

ペットボトルでも実は代用可能です。ペットボトルに水を入れて、それを冷凍庫で冷やせば保冷剤の代わりに使うことが出来ます。ただし、ペットボトルのサイズは大きすぎないものを使うこと。500mlのペットボトルを使えばよいでしょう。

2.部屋にこもった熱を逃がす

保冷剤を用意して、後は扇風機に付けるだけという段階になっても、直ぐに取り付けてはいけません。特に日中閉めきったままの暑い部屋で、いきなり保冷剤を使用すると一気に溶け出してしまうことが考えられるため、まずは以下の点に注意して進めていきましょう。

帰ってきたら窓を二つ開けて空気の流れを作る

帰宅したらまずは最初に行いたいのが窓を開けて室内の熱い空気を屋外に放出することです。そのためには風の通り道を作る必要性があるため、対角線にある2つの窓を開けて換気しましょう。とは言え、全ての家庭で窓が対角線上にないかもしれません。その場合、他の窓を開けるか換気扇を使えば空気の流れを作れます。重要なことは空気の流れを作って熱い空気を放出することですから、どうすれば空気の流れが生まれやすいのか、自宅の窓の位置関係から探ってみましょう。

上にこもった熱い空気を扇風機で循環させる

窓を開けて空気の流れを作っても全ての空気を入れ替えできるとは言い切れません。室内で暖められた空気は天井付近に溜まっているため、今度はその熱い空気を屋外に出す必要性がありますが、ここで活躍するのが扇風機です。扇風機を直接天井に向けて熱い空気を回して室内の温度を下げるようにします。上下の角度がつきにくい扇風機の場合、壁に向けて風を送ることで、風が壁を伝って天井の空気を循環させるため、扇風機を壁に向けると良いでしょう。

ある程度循環できたら、扇風機の向きを窓のほうに変えて熱を逃がす

室内の空気をある程度循環できたら、今度は扇風機を窓のほうに向けて室内の空気を屋外に送り出すようにします。イメージとしては扇風機が換気扇の役割になります。では、わざわざ扇風機を使わずとも換気扇で十分と考える方も多いかもしれませんが、扇風機を使うのには2つの理由があります。1つ目は電気代です。一般的には換気扇といえば台所にありますが、パナソニック株式会社の台所用換気扇(FY-25PH5)を例にすると、消費電力が20~25W(1)であるのに対し、同社の扇風機(F-CM338)は約19Wと省エネモデルです(2)。最小運転した場合の違いは1Wということで、電気代の差は微々たるものですが、それでも扇風機のほうが電気料金は安くなります。2つ目は扇風機の自由度です。換気扇は固定式ですから自由度がありませんが、扇風機は屋内の空気を循環させるために手軽に移動できますし、さまざまな方向に風を向けられます。これらの理由から、室内の熱い空気を屋外に逃がすためには扇風機のほうがメリットがあると言えるでしょう。

3.保冷剤を使って冷気を作る

扇風機を使用してある程度室内の温度を下げられたら、いよいよ保冷剤を使っていきます。この際に注意したいポイントは2つです。1つは保冷剤をタオルでくるむこと。もう1つは保冷剤を扇風機の後ろに置くことです。それぞれ、どのような理由なのか見ていきましょう。

保冷剤をタオルでくるむ

いよいよ扇風機の風で涼を取る準備が整い、ここから最終段階に入ります。カチカチに凍った保冷剤を扇風機に設置しますが、ここで気をつけたいのが保冷剤をタオルでくるむことです。

タオルでくるむ理由:水滴が扇風機に付着し、感電しないように

保冷剤の周囲の空気は冷やされて結露ができ、それが水滴となって下にポタポタと落ちますが、水滴が落ちる場所は扇風機という家電製品です。家電製品の多くは水に弱い性質で、機器の故障原因になりますし、感電の恐れもあります。扇風機で涼むつもりがトラブルに遭っては大変ですから、確実にタオルでくるんで水滴が扇風機に落ちないようにしましょう。ただし、保冷剤からの冷気が出なければ冷やすことができないため、極端に厚手のタオルは適しません。タオルの使用とともに、保冷剤の下側に水受け用のトレーを設置するなどの工夫で効率良く冷たい風を感じられるでしょう。

保冷剤を扇風機の後ろに置く

保冷剤で室内を冷やすもう一つの方法で重要なのが保冷剤の設置場所です。扇風機の前側に設置する方もいるようですが、保冷剤は扇風機の後ろ側に置くほうが効率が良くなります。その理由をご紹介します。

扇風機の後ろのほうが冷気を送りやすい

保冷剤を扇風機の前側に置くと、扇風機の風が保冷剤に当たって遮られてしまいますし、風が分散するため、思うように体に冷たい風を当てられません。また、常に保冷剤に風が当たっている状態ですから、保冷剤が溶ける時間が早まってしまいます。このような理由から、保冷剤は扇風機の後ろに置くほうが適していますし、冷気を送りやすいのです。

扇風機の後ろのほうが冷気を送りやすい仕組み

保冷剤を扇風機の後ろに置く理由は上記の通りですが、保冷剤により扇風機が冷気を送り出す仕組みは、水の気化熱により室温を下げる冷風扇の仕組みに良く似たものになります。冷風扇の中には水タンクと扇風機があり、水タンク内の水が蒸発する際に気化熱を奪われて冷風扇内の温度を下げ、それを扇風機が室内に涼しい風を送ります。これと同じ仕組みが扇風機と保冷剤でできるため、室温の低下が期待できるのです。

保冷剤の置き方は?

保冷剤を置く方法は、以下の様な方法があります。

・ハンガーで掛ける
・紐で吊るす
・S字ラックで網ラックを掛ける

扇風機にS字ラックと網ラックを掛けるほうが安定して良いです。後ろの部分にこれらをかけて保冷剤をかけたタオルを置くようにしましょう。

保冷剤を使って、もっと涼しくする方法

扇風機に保冷剤をあてることで部屋を涼しくすることが出来ます。ですが、もっと涼しくする方法が実はあるのです。

ハッカ油をかけたタオルで保冷剤を巻こう!

より涼しい風を送るためには、「ハッカ油」というものを使うとよいです。 ハッカ油とは、ハッカソウというミントを乾燥させ、そこから作った植物性の油のことです。ハッカ油に含まれているメントールの効果で清涼感が出て、より肌が冷たく感じることができます。

ハッカ油はドラッグストアや薬局で販売されています。 保冷剤を巻くタオルに、ハッカ油を適量垂らす、またはハッカ油のスプレーを作ってそれをタオルに掛けることで、さらに清涼感が出るようになります。もっと涼しくしたい!と思う方は、ハッカ油を掛けることを試してみるといいでしょう。

まとめ

扇風機を使用するメリットは、エアコンのように室内を冷やし過ぎないため体調を崩すリスクを軽減できることです。また、エアコンに比べて電気代がかからないことも大きなメリットです。毎月の電気料金が高くなる要因のひとつにエアコンが挙げられますから、節約を考えると扇風機と保冷剤の併用を普段の生活に積極的に取り入れてみましょう。

また、電気料金がどうしても高いと悩んでいるなら電力自由化に注目してみると良いでしょう。これまで電力会社を選ぶ自由はありませんでしたが、電力自由化により住んでいる地域に電力を供給する電力会社やPPS事業者の中から自由に選んで契約できるようになりました。

PPS事業者の多くは、さまざまなサービスで新規顧客獲得に動いていますから、現状の電気料金を削減できる以外に通信費や燃料代、食材費などの削減も期待できます。現在の電気料金と比較してどれだけお得な生活になるのか、まずは現在契約している電力会社とPPS事業者を比較してみましょう。

おまけ:エアコンの節約を考える前に

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(参照元)
こちらは以下を参照しています。
(1)一般用・台所用換気扇/インテリア形換気扇、パナソニック株式会社、http://sumai.panasonic.jp/air/kanki/kankisen/index.html、2016/05/16引用
(2)リビング扇|扇風機/天井扇(シーリングファン)、パナソニック株式会社、 http://panasonic.jp/fan/living-fan.html、2016/05/16引用

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