電力自由化2018/01/19

電力自由化にみる各社の長所

電力自由化で参入した新電力(PPS)にはどんな長所 がある?

電力自由化で参入した新電力(PPS)各社の電気料金メニューを主とした長所には、どのようなものがあるでしょうか。各社は大手電力会社の電気料金を見据え、特に電気の使用量が多い人に狙いをつけて電気料金を設定している傾向があります。また、ガソリンを10円割り引くなど、新電力(PPS)各社のサービスとのセット割や還元サービスも提供されます。電力自由化後、各社ともTVでコマーシャルを流したり、新聞広告を打ったりと新規契約のため、長所をアピールし積極的なセールスを行っています。 具体的に電力自由化で参入したいくつかの新電力(PPS)の長所を見てみましょう。電気代が安くなるだけではなく、各社で特徴のあるプランを打ち出し長所をアピールしています。 東京ガス 電気代とガスや通信サービスとのセット割を行います。年間10万円程度電気代がかかっている場合は、東京電力より4~5%安くなるのが長所です。セット割の契約をした人には、料理サイトの「クックパッド」の有料サービスなどが利用できます。 大阪ガス 電気料金とガスとのセット割を行います。関西電力よりも最大5%安くなるのが長所です。 東急パワーサプライ 東急線沿線の一般家庭を対象にしています。グループ会社のクレジットカード決済でたまるポイント制を採用。PASMO定期券購入や鉄道利用でお得になるサービスもあります。 KDDI au携帯利用者を対象にしたセット割引を行います。携帯利用料の最大5%がキャッシュバックとなるのが長所です。また、スマートフォン向けのアプリで、電気の消費量を見える化します。 ジュピターテレコムのグループ会社(J:COM電力) ケーブルテレビ加入者を対象として電気を販売します。300kWhを超える電気使用量となる場合、電力量の料金単価では東京電力より10%ほど電気代が安くなるのが長所です。 JXエネルギー 300kWhを超える電気使用量となる場合、電力量の料金単価では東京電力より14%ほど電気代が安くなるのが長所です。電気とあわせてガソリン料金の割引も行います。 昭和シェル石油 30A以上の契約を対象に、ガソリンが10円/L安くなるのが長所のプランを扱います。

電力自由化で、大手電力会社にも長所が

電力自由化で新電力(PPS)の長所ばかりが注目されますが、電力自由化は既存の大手電力会社にとっても大きな転換点です。これまで担当エリアのすべての家庭に、固定の電気代で電力を供給してきた大手電力会社各社でも、新電力(PPS)各社に対抗して様々な新しい電気料金やメニュー、電気代に付随する新サービスを実施しています。電力自由化後、電気代や電気料金プランを検討する際には、新電力(PPS)各社に加えて、電力会社各社も含めて考える必要があります。 大手電力会社の東京電力でも、電力自由化で一般家庭向けに新たな長所が増えた電気料金メニューを発表しています。電気代に直接かかわる部分としては、従量電灯で採用されていた3段階料金が2段階になった「スタンダードプラン」、一定の使用量を超えると割安になる「プレミアムプラン」、1年間のピーク電力から基本料金を決定する「スマート契約」があります。 企業各社と提携して行うサービスも、電力自由化でさまざまなものが登場しています。 <ポイントサービス> カルチュア・コンビニエンス・クラブ、Tポイント・ジャパン Tポイントの提供 ロイヤリティマーケティングPontaポイントの提供 <セット販売> カナジュウ・コーポレーション、河原実業、ニチガスグループ ガスとのセット割 川島プロパン、レモンガス ガス、宅配水とのセット割 ソフトバンク 携帯電話とのセットプラン TOKAIグループ TOKAIグループ商材とのセット割<サービス・メニューの提供> ソネット インターネット接続の専用メニューを提供 リクルートグループ リフォーム会社の紹介など、くらしサービスの提供 電力自由化前は、大手電力会社各社は管轄エリアにしか電気を販売できませんでした。電力自由化後は、それも変わります。 東京電力の場合、中部や関西エリアでも電気の販売を始めます。電気料金は電力自由化前より3~5%安くなるのが長所です。 電力自由化で、新電力(PPS)各社はもちろん、大手電力会社各社も電気代の競争に乗り込んできました。料金体系やサービスのほか、太陽光、風力、水力、地熱などの再生可能エネルギーで電気をつくる事業者も各社あり、電力自由化後もまだまだ増えています。各社の長所をよく比較検討し、自分の家庭に合ったものを選んでください。

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