電力会社2016/07/12

負荷率って何の比率を表しているの?

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負荷率とは

負荷率とは、ある一定の期間の平均電力と最大電力の比率を表したものです。期間を1時間としたものは時間負荷率、1日にしたものは日負荷率と言い、同様に1か月を単位にすれば月負荷率、1年で調べれば年負荷率となります。

負荷率の数字が高い場合は、最大に使っているときとあまり使っていないときの差があまり大きくないことを意味し、逆に負荷率が低い場合は最大と最小の差が大きいことを意味します。負荷率のうち、最も多く用いられるのは年負荷率です

冷暖房による電力消費量の変化が大きいことから、発電設備の稼働状況を年度ごとに比較する際に用いられます。年負荷率は昭和45年の69.0%をピークに平成に入ってからもしばらくは減ってきていましたが、平成6年に55.0%を記録して以降はまた上がってきています。

年々猛暑化していることから夏の電力使用量が増え、発電施設がフル稼働するようになったために、平成15年以降は年負荷率が60%を超えています(1)。

負荷率の計算式

負荷率の計算式は意外と簡単です。一定期間における平均電力と最大電力の比率ですから、どの期間の数字を求めるかを決めたら、その期間の平均電力と最大電力の数字を用意すれば計算することができます。

例えば1年を基準にして何%かを求める場合は、1年間の平均電力÷1年間の最大電力×100で求められます(2)。その際、平均電力と最大電力の単位をきちんと揃えてから計算するように気を付けましょう。

実際の明細での計算方法

各家庭でも時間や年単位で負荷率を知っておくと、電力自由化に際して新電力を比較する際に役立ちます。

しかし、一般家庭では平均電力や最大電力がわからないため別の計算方法が必要です。一般家庭で電力量がわかるものというと明細に記載された数字ですから、その数字を元に計算して必要な数値を求めましょう。

まずは直近の明細書を12カ月分用意します。そこから12カ月分の消費電力量を抜き出して合算したら、1年間の時間数8,760時間で割り、その結果を契約電力のkWやkVAで割りましょう。その数字に100をかけると負荷率を%で出すことができます。

もし、12カ月分の明細がない場合には、同じ要領で年間の時間数を月間の時間数に置き換えて割って月負荷率を出してみましょう

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